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自己投資の原点・時間と資金の捻出
比較検証・番外編 約7分 最終更新:2026-09-13

【番外編】「時間とお金がない」をどう突破したか|手取り18万・デニーズ皿洗いで捻出した自己投資の原点

リスキリングや自己投資を志す際、最も大きな障壁として語られるのが「時間がない」と「お金がない」の2点です。しかし、飲食業界からモバイルベンチャーへ異業種転職し、手取り18万円・貯金わずかに陥った30歳前後の私自身、土日のデニーズ皿洗いで月1万円の種銭を作り、耳学ツールでスキマ時間を徹底活用した泥臭い原点がありました。時間と資金を自力で捻出し、自己投資サイクルを回すための実践知を記録します。

1. 「時間とお金がない」という構造的言い訳の正体

グロービス経営大学院やBBT大学院、早稲田大学のデータサイエンス履修など、自己投資の話をすると必ず返ってくる二大リアクションがあります。それが「勉強する時間がない」と「高額な学費を払うお金がない」という反論です。

しかし、キャリアの初期段階を振り返ると、この2つは「客観的に存在しない」のではなく「生活構造の整理と覚悟ができていない」状態であることが大半です。まとまった時間や数十万円の余裕資金が自然に湧いてくることはありません。自らの生活習慣を見直し、強引に隙間をこじ開けるプロセスが必要になります。

2. 時間の捻出:スキマ時間の集約と「耳学」ツールの導入

現代において「時間がない」と言う人の日常を整理してみると、YouTubeやテレビ、SNSを漫然と眺めている無駄な時間が数十〜数百時間単位で埋もれています。まとまった机上の時間を確保できなくても、細切れ時間をかき集めれば相当な学習時間を構築できます。

■ 実践したスキマ時間投資プロトコル:

  • 移動・歩行時間の「耳学」化:歩行中の画面注視は危険ですが、音声学習(オーディオブックや講義音声)であれば安全にインプット可能。
  • 電車の待ち時間・職場の休憩:数分〜10分単位の空き時間をすべてテキスト確認や概念復習に充当。
  • 必須ツールへの優先投資:勝間和代氏の提言にもある通り、遮音性の高いノイズキャンセリングイヤホンや最新スマートフォンなど、時間密度を高めるツールは削らず真っ先に投資すべき必要経費です。

3. 資金の捻出:手取り18万・デニーズ皿洗いで作った月1万の種銭

一方の「お金がない」問題について、私は飲食業界からモバイルベンチャーへ異業種転職した30歳前後(29〜31歳頃)に強烈な洗礼を受けました。未経験での業界転換だったため年収はほぼ半減。月々の手取りはわずか18万円程度でした。貯金など全くできず、生活費を払うだけで手元資金が尽きるカツカツの生活でした。

この局面で私が取った対応は土日も働くことでした。デニーズでの皿洗いおよび調理補助のアルバイトを約2年続けました。

■ デニーズ副業から生まれた自己投資サイクル:

最初は生きるためのアルバイトでしたが、本業の給料が数万円上がり手取り21万円ほどになった段階で、デニーズのシフトを徐々に縮小。生活費を差し引いて残った「月1万円の余剰金」を、すべて自己投資(ツールの購入、パソコンスクール受講、資格試験の教材代)へ転換しました。この月1万円が、その後のキャリアを切り拓く最初の投資原資となりました。

4. 現代における「種銭づくり」と自己投資サイクル

最初から百万円単位の大学院費用やスクール代を出せる人はいません。「まずバイトや副業で種銭を作る → その余剰資金を自己投資に回す → 培った知見で社内成果や転職を勝ち取り年収を上げる」というサイクルを回す必要があります。

当時は飲食チェーンでの皿洗いでしたが、現在であればブログや記事制作によるアフィリエイト、専門知識を時間単位で提供するスキルシェアサービスなど、個人が手元で種銭を作る手段は豊富に存在します。現在の立ち位置を嘆くのではなく、まず時間と資金を自力で生み出す覚悟がすべてのスタートラインになります。

5. 総括:リスクと投資なくしてキャリアの成長なし

リスクを取らず、投資もせずに自己成長を果たすことは極めて困難です。やみくもに浪費するのではなく、目的意識を持った適切な投資と学びを継続すれば、必ずキャリアのどこかで道は拓けます。

人生で一番過酷だった手取り18万円・皿洗い時代があったからこそ、必要な時に迷わず投資する金銭感覚と時間への執着が養われました。本ログが、現状の環境を打破しようと模索しているビジネスパーソンの参考になれば幸いです。